ファイルをコピーまたは移動する

[フォルダにコピー] および [フォルダに移動] コマンドを使用して、ハードディスク上にあるファイルやフォルダの位置を変更したり、重複ファイルの取扱い方法を指定することができます。 また、最近使ったフォルダの一覧を使用すれば、フォルダの検索時間を短縮することができます。

ACDSee Photo Manager Note ファイルをコピーまたは移動する

ACDSee 12 を使用してファイルの場所を変更する場合、既定設定として、それらのファイルと関連付けられているあらゆるデータベース情報が新しい場所に自動的にコピーされます。関連付けられているファイルをコピーしたくない場合は、 RAW ファイル以外の関連付けられたファイルを含む チェックボックスをクリアに設定します。

ACDSee Photo Manager Info ファイルをコピーまたは移動する

ACDSee 12 を使用せずにファイルを移動あるいはコピーした場合、それらのファイルに追加されているデータベース情報とのリンクが壊れてしまいます。 これは ACDSee 12 がファイルを追跡できないために発生しますが、 結果として、カテゴリやその他のデータベース情報など重要な情報を失うことになります。 結合の変更とデータベースの再構築 を行うことで、この問題を解決することができます。 ファイルそのものにデータベース情報が埋め込まれている場合、[ツール] メニューの [データベース][ファイルのカタログ化] をクリックして情報を取り込むことが可能です。

ACDSee Photo Manager Info ファイルをコピーまたは移動する

ACDSee 12 は XMP を使って各ファイルに情報を埋め込みます。 XMP ファイルをサポートするファイル フォーマットとファイル拡張子は限られています。 例えば GIF、JPEG、DNG、PNG、TIF ファイルは XMP ファイルをサポートしています。 これらのファイル フォーマットの場合、データベース情報はファイル内に埋め込まれますので、ACDSee 12 以外のソフトウェアを使用してファイルの名前を変更したり、移動したりしても、データベース情報を取得することが可能です。

RAW、PSD、ABR など XMP をサポートしないファイル フォーマットの場合、データベース情報はサイドカー ファイルに書き込まれ、ファイルと同じフォルダ内に格納されます。 サイドカー ファイルは、ファイルそのものとは分離されていますので、ファイルとサイドカーの名前を一緒に変更、あるいはファイルとサイドカーを一緒に移動しない限り、データベース情報が完全に失われてしまいます。

ファイルをコピーまたは移動するには:

  1. 次のいずれかを実行します:
    • ファイル一覧ペインで、1 つ以上のファイルを選択し、[編集] メニューから [フォルダにコピー] または [フォルダに移動] を選択します。
    • 表示モードで画像またはメディア ファイルを表示しながら、[編集] メニューから [フォルダにコピー] または [フォルダに移動] を選択します。
  2. [ファイルのコピー] または [ファイルの移動] ダイアログ ボックスで、次のいずれかを実行します:
    • [フォルダ] タブを選択し、保存先となるハードディスク上のフォルダを指定します。
    • [履歴] タブを選択し、最近使ったフォルダの一覧からフォルダを選択します。
    • [フォルダの作成] を選択してから、新規フォルダ名を入力します。
  3. [重複ファイルを上書きする] ドロップダウン リストをクリックし、次のいずれかのオプションを選択して、ファイルの上書き方法を指定します:
    • 確認する: ファイルを上書きする際、確認のメッセージを表示します。
    • 名前の変更: ファイルの名前変更をする際、確認のメッセージを表示します。
    • 置き換え: 同じファイル名と拡張子がついたファイルを上書きします。
    • スキップ: 同じファイル名や拡張子のついたファイルがある場合、操作をキャンセルします。
  4. [OK] をクリックします。

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