プロパティ ペインを使用する

プロパティ ペインは、ファイルと関連付けられているすべてのデータベース情報を表示します。 また、ファイルのプロパティ (ファイル サイズ、作成日時、読み取り専用、隠しファイル、そして EXIF メタデータ) も表示します。 プロパティ ペインでは、ファイルおよびメディアファイルのデータベース情報を追加、変更、削除したり、メタデータを編集したりすることができます。

プロパティ ペインを開くには:

管理モード、あるいは表示モードで、[表示] メニューから [プロパティ] をクリックします。

プロパティ ペインは、既定レイアウトとして管理モードおよび表示モードの右側に表示されます。

プロパティ ペインの構成

プロパティ ペインは、データベース、ファイル、EXIF、IPTC の 4 つのペインで構成されています

[データベース] タブ

キャプション

ファイルに簡単な説明を加えて、データベースに保存します。

日時

日時を指定して、該当のファイルに日時を関連付け、データベースに保存します。

作者

作者名を入力し、ファイルに作者名または撮影者名を加えて、データベースに保存します。

重要度

ファイル一覧内からファイルを選択し、重要度をクリックしてそれらのファイルに重要度を適用します。 重要度を使って、データベース内のファイルの検索や並べ替えができます。

タグ

チェックボックスを選択してファイルにタグを加えます。

注記

ファイルに詳細または追加テキストを加えて、データベースに保存します。 最高半角で 4,095 文字まで入力できます。

キーワード

ファイルにキーワードを関連付けて、データベースに保存します。[キーワードの選択] ボタンをクリックして、キーワードの一覧から選択することができます。 複数のキーワードを使用する場合は、コンマで区切ります。

カテゴリ

ファイルにカテゴリを適用して、データベースに保存します。カテゴリを適用するには、該当のカテゴリの横にあるチェックボックスをオンにします。 新規カテゴリを作成するには、カテゴリのフィールドを右クリックし、[新規カテゴリ] を選択します。 この方法で、ファイル一覧内の複数の画像に複数のカテゴリを適用することができます。

ACDSee Photo Manager tip プロパティ ペインを使用する

カテゴリ ペインを使用したり、管理モードから右クリックしても、カテゴリや重要度を適用することが可能です。

[ファイル] タブ

[ファイル] タブでは、選択されたファイルの詳細および画像の属性が表示されます。 読み取り専用/隠しファイル(フォルダ)の設定および変更や、ファイルの EXIF メタデータ(概要)の確認をすることができます。

データベース情報をファイルに埋め込む

ACDSee Photo Manager Info プロパティ ペインを使用する

ファイルに データベース情報の埋め込み した後、ACDSee 以外のアプリケーションを使ってコピー、移動、名前の変更が行われた場合、ファイルとデータベースのリンクが壊れしまいますが、ファイル内に埋め込まれているデータを使用して、データベースを再構築することが可能です。

ACDSee Photo Manager Info プロパティ ペインを使用する

ACDSee は XMP を使って各ファイルに情報を埋め込みます。 XMP ファイルをサポートするファイル フォーマットとファイル拡張子は限られています。 例えば GIF、JPEG、DNG、PNG、TIF ファイルは XMP ファイルをサポートしています。 これらのファイル フォーマットの場合、データベース情報はファイル内に埋め込まれますので、ACDSee 以外のソフトウェアを使用してファイルの名前を変更したり、移動したりしても、データベース情報を取得することが可能です。

RAW、PSD、ABR など XMP をサポートしないファイル フォーマットの場合、データベース情報はサイドカー ファイルに書き込まれ、ファイルと同じフォルダ内に格納されます。 サイドカー ファイルは、ファイルそのものとは分離されていますので、ファイルとサイドカーの名前を一緒に変更、あるいはファイルとサイドカーを一緒に移動しない限り、データベース情報が完全に失われてしまいます。

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