ライティングを調整する

[ライティング] ツールを使用して、画像内で光が適切に表示されている領域を変更せずに、画像の暗すぎる、あるいは明るすぎる領域を調整することができます。 また同時に暗すぎる領域の暗さを明るく、明るすぎる領域の明るさを暗くすることができます。 例として、海や窓など明るい背景で人物を撮影した場合に、人物が暗くはっきりと顔が見られないけれども背景の明るさは調整しなくても大丈夫な写真、が挙げられます。 実際には、ほとんどの写真は曇天あるいはフラッシュ発光で撮影されるます。そのため、シャドウとハイライトを使用して微調整をすると出来上がりに大きな差が出ます。

設定をプリセットとして保存し、次回以降使用することも可能です。

[ライティング] はとても多機能なツールで、3 つのスライダを調整するだけで簡単に調整することができます。ACDSee 12 は画像を分析してかrら、画像全体に必要な調整を施します。 例えば、暗い画像は明るく仕上がります。[自動] ボタンをクリックすると、 ACDSee 12 は画像を分析し、スライダの位置を自動設定します。 画像のある領域(通常は画像の被写体)を直接クリックして、その領域に最適な設定を自動設定することも可能です。

ライティング ツールを開くには:

[編集] モードで、[露出/ライティング] グループから、[ライティング]をクリックします。

暗い領域に明るさを加えるには:

  1. [ハイライト] スライダを右にドラッグし、画像の暗い領域にハイライトを追加します。
  2. 以下の表で解説されているあらゆるコントロールを使用して、設定を調整します。

明るすぎる領域を暗くするには:

  1. [シャドウ]スライダを右にドラッグして明るくし、暗い領域のディテールを引き出します。
  2. 以下の表で解説されているあらゆるコントロールを使用して、設定を調整します。

暗すぎるまたは明るすぎるミッドトーンを調整するには:

  1. [ミッドトーン]スライダを右にドラッグして明るくし、暗い領域のディテールを引き出します。
  2. 以下の表で解説されているあらゆるコントロールを使用して、設定を調整します。

シャドウ/ハイライトのコントロール

スライダ上を右クリックする

スライダ上を右クリックしてリセットします。

露出警告を表示する

ACDSee Photo Manager exposure warning hover 16x16 ライティングを調整する

[露出警告を表示する] をクリックすると、 [プレビュー] に露出アンダーが緑のピクセルで、露出オーバーが赤のピクセルで表示されます。 <E> キーをホールドすることで、露出警告を一時的にオン/オフに切り替えることができます。

自動

クリックして、ACDSee に画像を分析させ、画像の明るさと暗さのピクセルの量を基準に最適な設定を適用します。 既に明るい領域はあまり変更されず、暗い領域が明るく設定されます。

完了

変更を適用してツールを閉じるには、[完了] をクリックします。

キャンセル

変更を適用せずにツールを閉じるには、[キャンセル] をクリックします。

ACDSee Photo Manager Note ライティングを調整する

[リセット] をクリックして変更をクリアし、既定の設定に戻します。 変更を保存した後では、設定をリセットすることができませんのでご注意ください。

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